エアアジアとマレーシア航空が幅広い分野で提携-LCCはエアアジアへ

エアアジアとマレーシア航空が幅広い分野で提携-LCCはエアアジアへ

エアアジアとマレーシア航空の株式交換が正式に発表された。エアアジアの親会社Tune Airはマレーシア航空の株式の20.5%を保有するほか、マレーシア航空の取締役にエアアジアのトニー・フェルナンデスCEOが就く。

この合意の中で、マレーシア航空、エアアジア、エアアジアXはそれぞれのビジネスセグメントに集中するとされており、その中で路線や顧客サービスも見直すことが盛り込まれた。具体的には、一部路線で3社間の乗継ぎ利便性が向上するインターライン化、現在はフライトしていない新しい就航地へのサービスも含まれる。

また、3社のシナジーを追求するとして、特に機材購入や地上サービス、カーゴ、ケータリングや訓練などから、コスト削減と増収の機会を探るという。

マレーシア航空の子会社で格安航空部門のファイアフライは「リソースは新しいフルサービスの航空会社の運航に焦点を当てる」とマレーシア航空がコメント。今後はマレーシア国内線のLCCサービスはエアアジア、フルサービスはマレーシア航空とそのグループで切り分けて運営、運航されそうだ。

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