関空利用の食品輸出、三井住友海上火災保険が外航貨物海上保険を開発

関空利用の食品輸出、三井住友海上火災保険が外航貨物海上保険を開発

三井住友海上火災保険は、関西から食品を輸出する事業者の要望を踏まえ、関西・食・輸出推進事業協同組合専用に、関空を利用し、輸出する食品のみを対象に、腐敗、品質劣化を補償する外航貨物海上保険を開発し、2014年10月から導入しました。

外航貨物海上保険では、腐敗、品質劣化は補償の対象外で、そのリスクは海外での商品価格に転嫁され、価格面で日本の食品の競争力低下につながっていましたが、この保険により、「関西フードパッケージ」のリスクヘッジが強力に行えることになります。

これにより、関空を利用した輸出のハードルを下げ、海外で価格面で日本食品の競争力強化につながることが期待されています。

関西国際空港は、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、日本通運、サラヤ、関西・食・輸出推進事業協同組合と共同で、関西フードエクスポート&ブランディング協議会に参画し、関空を利用した食輸出の拡大にむけた活動を展開しています。同空港では、引き続き関係事業者と連携し、日本の食の安心、おいしい食材を海外に広めるため、航空輸送ネットワークの拡大、貨物量の増大、食輸出ビジネスの拡大に寄与していくとしています。

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