韓国空軍ブラックイーグルス、中国エアショー参加に米政府が待った

韓国空軍ブラックイーグルス、中国エアショー参加に米政府が待った

韓国空軍のアクロバット・チーム「ブラックイーグルス」が中国の珠海エアショー 2014に参加することを、アメリカ政府が反対している模様です。朝鮮日報が2014年10月14日、韓国政府筋の情報として報じています。

ブラックイーグルスは、韓国のKAIが開発したT-50練習機を使用するチームですが、T-50はロッキード・マーティンの技術支援を受けて開発され、エンジンにGEのF404を採用していることなどから、輸出や「敵対的」な地域を飛行する際にはアメリカ政府の承認が必要です。

アメリカ政府はブラックイーグルスが中国に滞在中に、機体やエンジンの情報が漏れることに加え、中国と韓国の軍隊が緊密な関係になることを警戒しているものと思われます。

ブラックイーグルスの珠海エアショー 2014への参加は、7月の両政府間の交渉で決められていました。

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