エアバスは2014年10月17日、7月のファンボロー・エアショー2014で発表したA330neoの生産に向け、A330の月産機数を現在の10機から2015年第4四半期に9機へ減産すると発表しました。
エアバスは2013年から、A330ファミリーを月産10機の生産を継続しています。エアバスは新型機への移行をスムーズに行うためとしています。エアバスはA330プログラムで、最大離陸重量を242トンに引き上げたバージョン、リージョナル路線向けA330のバージョンも展開しており、A330neoの投入を前に継続して生産を行う体制を維持するとしています。
なお、エアバスが発表しているA330neoは、現在のA330と比べ、1席あたり14%の燃料消費量を削減し、A330-800neoとA330-900neoを開発する計画です。この機材は2017年第4四半期に初号機を納入する予定です。