香港ドラゴン航空、11月からA320の客室アップグレードに着手へ

香港ドラゴン航空、11月からA320の客室アップグレードに着手へ

香港ドラゴン航空は2014年10月28日、同社のA320の客室アップグレードを発表しました。 同社は2013年からA330、A321のファースト、ビジネス、エコノミーの客室アップグレードを図っており、これに続く新製品の展開です。

A320では、2014年11月から、保有する15機を対象にリニューアルを行います。実施するのは、エンターテインメントの更新と、ビジネス、エコノミーの新シートを導入します。

新しい機内エンターテインメントシステムは、ワイヤレス機内ストリーミングにより、「Studio」アプリからコンテンツを提供します。ハリウッド映画や人気のアジア映画80本、テレビ番組、音楽CD、ラジオなど500以上のコンテンツを提供します。「Studio」アプリを自身が保有する電子機器にダウンロードし、利用することができます。

シートは、ビジネスクラスではA330とA321に導入したシートと同じものを採用します。このシートは快適性を向上させるため、リクライニング角度を広げ、レッグレストを大型化したもので、シートピッチは45インチから47インチ、シート幅は20インチから21インチです。

エコノミークラスでは座席幅を広げ、可動ヘッドレストを装備し、快適性を高めています。また、座席上の収納スペース、オーバーヘッドビンが広くなっているほか、LED照明システムを装備します。110Vの電源も各席に備え、ノートパソコン、他の電子機器の充電も可能になります。

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