エミレーツ、100機目となる777-300ERを受領

エミレーツ、100機目となる777-300ERを受領

ボーイングは2014年10月29日、エミレーツ航空の100機目となる777-300ERを引き渡したと発表しました。ボーイングはエミレーツに777シリーズを142機引き渡し済みです。また、777-200、777-300、777-200LR、777-200ER、777-300ER、777Fと、777シリーズの全ての派生系を保有する唯一の航空会社でもあります。

エミレーツ 777-300ER 100機目

エミレーツは現在、777-300ERを51機、受領待ちで引き続き同社の主力機として展開していく計画です。エミレーツでは777-300ERの燃費効率の高さ、330分ETOPSを持つこの機材を最大限に使用し、路線展開をはかり、世界77地点に就航しています。この機材で、エミレーツは1億800万人の旅客を輸送しています。

エミレーツ 777-300ER 100機目

なお、777-300ERの製造には平均47日間かかり、およそ300万点の部品で構成されています。また、エミレーツの100機の777-300ERの機内に使うワイヤーを繋ぎ合わせると、ドバイからニューヨーク間を往復する長さになるとしています。

また、この後継機となる777Xを150機発注するなど、主力機として位置づけています。

エミレーツ 777-300ER 100機目 インフォグラフィック

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