アメリカ海軍空母エイブラハム・リンカーン、ドライドックを出渠

アメリカ海軍空母エイブラハム・リンカーン、ドライドックを出渠

アメリカ海軍の原子力空母USSエイブラハム・リンカーン(CVN-72)が、2014年11月3日、約2年ぶりにドライドックを離れ海に戻りました。

リンカーンはバージニア州ニューポートニューズのハンティントン・インガルス・インダストリーズで、燃料交換複合オーバーホール(RCOH)の最中です。ドックから引き出されたリンカーンは「はぎ取り」フェーズから、艦内がペイントされ家具類が設置されるなど「再構築」フェーズへ移行します。

ニミッツ・クラスの空母は10隻あり、RCOHが完了したのはUSSニミッツ(CVN-68)とUSSドワイトD.アイゼンハワー(CVN-69)、USSカール・ビンソン(CVN-70)、USSセオドア・ルーズベルト(CVN-71)の4隻で、リンカーンは5隻目になります。次にRCOHを受けるのは、現在横須賀に前方展開しているUSSジョージ・ワシントン(CVN-73)の予定です。

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