イギリス空軍、ISIL攻撃にリーパー無人機を初めて使用

イギリス空軍、ISIL攻撃にリーパー無人機を初めて使用

イギリス空軍は、2014年11月10日、イラクのイスラム過激派組織「イスラム国(ISIL/ISIS)」に対して、初めてリーパー遠隔操縦機(RPAS : Remotely Piloted Air System)で攻撃を実施したと発表しました。

イラクのイスラム過激派組織 イスラム国に対して、攻撃を行ったリーパー遠隔操縦機(RPAS : Remotely Piloted Air System) Copyright:RAF/MOD Crown

リーパーはバグダッド北のBayjiで、即席爆発装置(IED : Improvised Explosive Device)を仕掛けているISILのテロリストにヘルファイア・ミサイルで攻撃しました。目標の識別手順は有人機と同様に行われました。

また、11月9日朝にはトーネードGR.4 2機が、バグダッド西のアル・アンバールで、ISILが兵器類を蓄積しているコンテナーをブリムストーン・ミサイルで攻撃しました。

イギリス空軍は9月30日から、キプロス島のアクロチリ基地からトーネードGR.4を使用して、イラクのISILへの攻撃を継続しています。

イギリス空軍 39飛行隊 リーパーUAV。アフガニスタンのカンダハル飛行場へのアプローチの様子。ペイブウェイ爆弾やヘルファイアミサイルを搭載し、アメリカ・ネバダ州のイギリス軍施設から遠隔でカンダハルの出撃時の離着陸制御をおこなったもの。 Copyright:RAF/MOD Crown

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