ユナイテッド航空は2014年11月18日、ニューアーク・リバティー国際空港でOTGと共同で行うショッピングとダイニングエリアの改修について、具体的な構想を発表しました。
レストランでは、ミシュランのスターシェフ4人を含む国際的、地域的に有名なシェフが起用されます。ターミナルそのものが旅行者にとってデスティネーションにするというコンセプトのもと、Alain Ducasse氏のクラシックなフレンチ・ビストロ「Saison」、Paul Liebrandt氏のガストロパブスタイルの居酒屋「Vesper Tavern」、Alex Guarnaschelli氏のフランスの田舎料理を提供する「Riviera」などの出店が予定されています。
また、フードコートは世界の味が楽しめる市場へと改修され、Shoushin Yanaura氏のラーメンバー「Kaedama」や、Alex Stupak氏によるメキシカン料理店「Taqa Taqueria」などが登場し、新しく55店舗以上が旅行者に食事の選択肢を提供します。
建設に関しては、有名な建築デザイナーであるDavid Rockwell氏、Jun Aizaki氏、David Mexico氏、Andrew Cohen氏、Jeremy Levitt氏らの統合した技術と職人の技で、美しく、広く流動性があり、且つ快適さを持ち合わせたワールドクラスのデザインが取り入れられます。
60カ所に近いゲートはすべてラウンジのような雰囲気に改修され、ゲートエリアでは6,000台配置されるOTGのiPodで、リアルタイムの搭乗便の確認ができるほか、飲食物をなどの注文を20言語で行えるだけでなく、15分で座席まで配達される仕組みが提供されます。
またユナイテッド航空のマイレージプログラム「マイレージ・プラス」会員は、OTGの独自のiPadプラットフォームを利用し、マイルを使ってターミナルCのレストランや店舗で商品を購入することができるようになります。
全ての改修は今後18カ月間で行われる予定で、第1段階のデビューは2015年夏が予定されています。詳しくは、ユナイテッド航空のウェブサイトを参照ください。