全日空は2011年8月23日付けで、国際航空運送約款を改訂する。アメリカで航空会社の旅客サービスのルール改定に対応するもの。約款では主に航空便のスケジュールが遅延した場合の対応、手荷物について改訂する。
アメリカ連邦航空局(FAA)では離陸遅延など、空港で旅客を航空機から降ろさない場合のルールを設け、顧客対応を求めている。このため、このルールに適応するため、第12条の「航空便のスケジュール、延着及び取消」に「コンティンジェンシープラン」の項目を追加。アメリカの空港で一定時間以上、地上に留まり、旅客が降機できない場合の項目を設けた。
手荷物については、国際線で手荷物が重量、個数を路線別にルールが異なっていたものの、個数性を全路線で採用、荷物の容量を大きくしたため、約款から「重量」の表記を削除した。
詳しい運送約款はANAのウェブサイトを参照ください。