サウディアは2014年12月、2機の777-300ERを受領する予定です。国内、国際線の強化を目指しているもので、1機目は12月4日にジェッダのキング・アブダラジズ国際空港に到着しました。これは機体記号(レジ)「HZ-AK23」です。
この機材はビジネスクラスが180度のフルフラットになるシートを装備した、同社では初めての機材です。ビジネスは30席、エコノミーは351席の381席仕様で、これまでよりも座席幅が広くなっています。サウディアの777-300ERで2クラス仕様は、ビジネス30席、エコノミー383席の413席仕様から変更されています。
また、この機材にはインターネット接続の機器が装備されているほか、機内エンターテインメントもAVODを搭載しており、フライト中に好みの映像、音楽などを楽しむことができます。
サウディアは今後、777-300ERを6機、787-9を8機導入する計画です。このうち787-9は2015年末に受領する予定で、新機材の導入により快適性を高めます。