アメリカ航空宇宙局(NASA)は、24時間延期していた次世代有人宇宙船「オライオン」を搭載したデルタIV大型ロケットの打ち上げに成功しました。NASAでは火星への大きな一歩としています。
ケープカナベラル空軍基地からデルタIV大型ロケットで打ち上げられたのち、およそ4時間半に地球を2周し、サンディエゴ沖の太平洋に着水する予定です。
今回は無人飛行を行いますが、この飛行が成功することにより、各種データを分析したうえで、今後の有人飛行、そして火星へ向けた大きなマイルストーンとなります。
なお、NASAでは引き続き中継を行い、オライオン計画を含め地球への帰還まで紹介する予定です。
■デルタIV大型ロケットの打ち上げ