空自KC-767J、エボラ対策の防護服を輸送 マレ、ジブチを経由しガーナへ

空自KC-767J、エボラ対策の防護服を輸送 マレ、ジブチを経由しガーナへ

航空自衛隊の空中給油機KC-767J、「87-3601」が2014年12月6日(土)、ガーナ共和国へ個人防護具を搭載し、航空自衛隊小牧基地を出発しました。国際連合エボラ緊急対応ミッション(UNMEER)から要請を受け、エボラ出血熱の感染拡大の防止に向けが個人防護具70万着分を日本政府が提供するもので、KC-767Jにはこのうち2万着分が搭載されています。

11月28日に発令された自衛隊行動命令を受け、航空自衛隊では「西アフリカ国際緊急援助空輸隊」を編組し、KC-767Jでガーナ共和国まで輸送活動を行っているものです。

この「87-3601」はマレ、ジブチを経由し、12月8日午前、ガーナのアグラに到着する予定です。帰国は積荷を降ろし、8日午後にアグラを出発、復路はジブチ、マレを経由し、12月11日夕方に帰還する計画です。

なお、残る68万着は国際協力機構(JICA)が民間機を使いドバイまで輸送し、世界保健機関(WHO)に引き渡します。

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