エアバス予測、今後20年の中国で新造機需要5,300機超の見込み

エアバスは2014年12月10日、中国で2014年から2033年まで今後20年間、旅客・貨物機の新造機は5,300機超の需要が見込まれると発表しました。金額ベースでは約8200億ドルとなります。

想定されている5,363機のうち、A320ファミリーなど単通路機が3,567機、A350 XWBとA330などの中型ワイドボディー機が1,477機、A380などの大型機が319機との見込みです。

中国は国内線、国際線とも大きな需要が期待されており、世界の平均的な需要増よりもハイペースとなる8.1％の増加率が見込まれています。特にこの10年以内にも、国内航空の輸送量は世界1位を予測しており、現在1位のアメリカを旅客数で2023年、有償旅客キロベースでは2017年に超えるだろうとしています。