ロシアのVSMPOアビスマは2014年12月8日、ボーイングの幹部が同社を訪問し、現在の協力関係を強化、特にチタンの生産面で新たな技術を導入する会合を行ったと発表しました。ボーイングのジョン・バーンズ民間機ヴァイス・プレジデントが訪問し、新たな4000トン超のプレス炉など、新規設備の説明を行いました。
ボーイングとVSMPOアビスマは、開発中の777Xのチタン使用でも協力する計画で、現行の777シリーズと比べ777Xではより多くのチタンを使用することが見込まれています。
ボーイングは2014年7月、チタン供給についてVSMPOと2022年まで契約延長を締結しています。