スカイマーク、米子発着神戸、那覇線と仙台/新千歳線を撤退へ

スカイマーク、米子発着神戸、那覇線と仙台/新千歳線を撤退へ

スカイマークはA380の購入契約解除に関連し、路線再編、余剰機材の早期返却と保有機材の削減により経営状況の改善を目指すとしています。このうち、就航から1周年を迎えた米子発着神戸、那覇線、仙台/新千歳線を撤退する方針です。2014年12月19日付の日本経済新聞、時事通信などが伝えています。

米子/神戸線の搭乗率は2014年4月は29.3%でしたが、5月38.8%、6月45.0%、7月37.3%、8月41.9%、9月44.9%、10月41.7%と徐々に伸ばし、11月は初めて55.5%としていました。また、米子/那覇線は、2014年4月から11月まで、40%台を記録しており、一定の需要はあるものの737-800では機材が大きすぎる側面がある様です。

仙台/新千歳線は、8月に76.0%を記録していますが、11月は35.0%と需要の変動が激しく、仙台発着の神戸、福岡線と比べ平均搭乗率が悪い状況で推移していました。

なお、時事通信ではスカイマークの保有機について「2015年末時点で25機」にするとしています。

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