エアバスは2015年1月13日、新たにA321LRをローンチすると発表しました。エアバスでは、A321neoをベースにした最大離陸重量(MTOW)97トンの長距離バージョンを投入し、大西洋横断路線に投入できるボーイングの757-200の機材更新の市場に向けて展開するとしています。
エアバスの見込みでは、500機程度の機材更新需要があるほか、市場を見直すと新機材として500機の需要があるとの見込みを示しています。
航空機リース会社のALCがこのA321neo LRを30機発注し、ローンチカスタマーとなりました。ファンボローでALCは60機のA321neoを発表していますが、これが90機となります。
A321neo LRは97トンの最大離陸重量で、航続距離は4,000海里、約7,400キロメートルと単通路機では最長距離となります。