エアアジア・グループ、燃油サーチャージを廃止

エアアジア・グループ、燃油サーチャージを廃止

エアアジアは2015年1月26日から、同社をはじめとするグループ会社で徴収していた燃油サーチャージを廃止しました。マレーシアのエアアジアを筆頭に、フィリピン、インドネシア、タイ、インド、さらに長距離路線を運航するエアアジア・エックス、タイ・エアアジア・エックス、インドネシア・エアアジア・エックスも対象です。

エアアジアは2008年に一端、燃油サーチャージを廃止しましたが、2011年から再び徴収を開始していました。今回の廃止は原油価格が下落していることから、廃止を決めたものです。グループ内で運航しているフィリピンで、同国の航空局が燃油サーチャージの廃止を決めていることも影響していると見られます。ただし、この決定は2014年11月に判断されているとも表明しています。

なお、この措置により、マレーシア発着では国内線運賃が片道19マレーシアリンギット、およそ620円から、国際線は片道49マレーシアリンギット、約1600円からとなります。

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