ボーイングとロッキード・マーティン(LM)が開発・インテグレートしているF/A-18スーパーホーネット用赤外線捜索追尾(IRST)システムが、アメリカ海軍から低率初期生産に入ることを認められました。ボーイングが2015年1月22日に発表しました。
スーパーホーネット用のIRSTシステムは、LMのIRST 21とGEアビエーションのFPU-13燃料タンク・アッセンブリー、Meggitt Defense Industryの環境制御ユニットが合体したものです。
IRST 21は、アメリカ海軍のF-14や海外のF-15に搭載されたLMのレガシーIRSTの次世代型で、長距離で脅威を発見、追尾してスーパーホーネットを交戦に導きます。また、レーダーより解像度が高いので、長距離の密集した目標の機数も明確になり、それらは他のセンサー情報と統合されパイロットの状況認識を助けます。
スーパーホーネット用のIRSTシステムは、2017年には実戦配備される予定です。