サウスウェスト航空とエアトラン航空の合併が完了

サウスウェスト航空とエアトラン航空の合併が完了

ニュース画像 1枚目:最終便で自撮りの記念撮影する姿も
© Southwest Airlines
最終便で自撮りの記念撮影する姿も

アメリカの老舗格安航空会社(LCC)のサウスウェスト航空は、2014年12月29日、買収したエアトラン航空で最後の便、FL1便をアトランタ発タンパベイ着で運航しました。エアトラン航空は1993年10月26日に初飛行を行いました。当時は、バリュージェット・エアラインズとして運航し、エアトランを買収後に存続会社のバリュージェットが1997年11月に「エアトラン」へ名称を変更していました。

サウスウェストは2010年に買収を発表、2011年から統合の準備を進め、ほぼ4年がかりで同一の航空会社として統合を果たしました。これにより、サウスウェスト航空はアメリカ国内線を主力としていましたが、買収で国際線を含めたネットワークの拡大を行います。

また、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港といったサウスウェスト航空が弱い地域を取り込むことができ、特にアメリカ南西部のネットワークを拡張します。これにより、同社はアメリカ、近距離国際線を就航する93空港に就航するネットワークを展開します。

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