AH-64Dアパッチ初度費裁判、国が最高裁へ上告

AH-64Dアパッチ初度費裁判、国が最高裁へ上告

ニュース画像 1枚目:陸上自衛隊のAH-64D
© Shiro Senda
陸上自衛隊のAH-64D

富士重工が国にAH-64Dアパッチの初度費の支払いを求めて争っている裁判は、ついに最高裁までもつれ込むことが2015年2月12日に明らかになりました。

この裁判は、AH-64Dのライセンス生産に関わる経費(初度費)を、調達打ち切りにより、機体単価に上乗せして請求することが不可能になったため、残りの金額の支払いを求めて富士重工が訴えたものです。

2014年2月の東京地方裁判所判決では富士重工の訴えを退けましたが、2015年1月29日の東京高等裁判所判決では富士重工が求める全額350億円を国に支払うよう命じました。この判決に対して国は不服として最高裁判所に上告しました。

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