エミレーツ航空は2015年2月16日、2014年に157機にデカールを施したドバイのエミレーツ・アピアランス・センターでの作業の様子を紹介しました。Youtubeでその動画を紹介しています。2014年の157機の作業は、1週間に平均3機以上のデカール作業を実施していることとなります。
エミレーツは現在、「ドバイワールドエクスポ2020」のデカールを機体に施し、その保有する232機を使って開催をアピールします。すでに保有するA380の58機にそのごろが施されており、Youtubeで紹介している機体は2月に作業を行った機体です。
「ドバイワールドエクスポ2020」のデカールは、2名のスタッフがおよそ4時間弱で対応しています。より大きなデカールの場合は24時間かかる場合もあります。
このデカールの製造は、コーポレート・コミュニケーション、マーケティング&ブランド部門からマスターデザインを受け取り、文書からデザインへ色の異なる組み合わせを試験し、実際に機体に貼るデザインを仕上げていきます。実際のデカール作業は一時的に貼付した後、胴体に必要な基準点を設け、一枚ずつ作業を慎重に進めていきます。
この作業は、すべてエミレーツの社内で行われていることから、同社では大きな時間的な節約にもつながっているとしています。