地上で時速1,600キロを目指す超音速車両計画にイギリス空軍も参加

地上で時速1,600キロを目指す超音速車両計画にイギリス空軍も参加

ニュース画像 1枚目:ブラッドハウンドSSC(想像図)
© BLOODHOUND PROJECT
ブラッドハウンドSSC(想像図)

イギリス空軍第71点検修理(IR)中隊所属の4名のエンジニアが、時速1,000マイル(約1,609キロ)を目指すブラッドハウンド超音速車(SSC)計画に参加し、まっすぐ走るためのテールフィンの設計・製作に加わります。イギリス空軍が2015年2月18日に発表しました。

ブラッドハウンドSSC計画は、イギリスの民間プロジェクトで、地上を走るクルマで時速1,000マイル突破を目指すものです。ドライバーはイギリス空軍パイロットのアンディ・グリーン中佐が務めます。グリーン中佐は1997年にスラストSSCで時速763マイル(約1,228キロ)の記録を達成し、現在でも地上最速の記録を保持しています。

新しいブラッドハウンドSSCは、タイフーン戦闘機と同じリヒート(アフターバーナー)付きのEJ200ターボファンエンジン1基とハイブリッド・ロケットエンジン1基を搭載し、スラストSSCより35%速く走ることができます。

ブラッドハウンドSSCには、ジェット戦闘機やフォーミュラワン・レーシングカー、宇宙ロケットの技術が結集されて2016年に南アフリカで、時速1,000マイルに挑戦します。

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