2015年2月19日、フェレンツリスト国際空港ターミナル1から、マグナス・フュージョン(Magnus Fusion)が離陸しました。パイロットとカメラマンの2名が搭乗し、ハンガリーの飛行家Antal Bánhidiさん、Tibor Bisitsさんが82年前、ガール13(Gerle 13)複葉機で地中海周辺を12,500キロを飛行したフライトを記念したものです。
今回の飛行はガール13複葉機が1933年2月19日に離陸したことに合わせたものです。ブダペストで作られたガール13は1カ月半、100.5飛行時間をかけ飛行し、マグナス・フュージョンはこの82年前の飛行に経緯を払う飛行です。
このため、今回のフライトもハンガリーのマグナス・エアクラフトが担当していますが、使用している素材は複合材で、巡航速度は時速約180キロから220キロ、最高速は時速280キロにおよびます。機体記号(レジ)は「HA-XCN」で、ナショナル・ジオグラフィックのドキュメンタリーとして短編、長編の番組が製作されます。
なお、今回の飛行はシリア付近での正常不安により、シリア上空を飛行できないことからイスラエル、トルコ、キプロスを経由し、3月末にハンガリーに帰着する予定です。