MRJ試験飛行の空域、遠州灘沖と能登半島沖を検討か

MRJ試験飛行の空域、遠州灘沖と能登半島沖を検討か

ニュース画像 1枚目:小牧南工場でのロールアウト式典で公開されたMRJ JA21MJ
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小牧南工場でのロールアウト式典で公開されたMRJ JA21MJ

三菱航空機は開発を進めるMRJの試験飛行の区域に、遠州灘沖の太平洋上付近、能登半島沖の日本海と2つの空域を検討しています。日刊工業新聞が2015年2月20日付で国土交通省、防衛省と調整中と伝えています。この調整とあわせ、社内パイロットを現在の5、6人体制から、10人ほどに増員する計画としています。

三菱航空機は2015年4月から6月の初飛行を目指しており、その初飛行はパリ・エアショー前の5月29日とも伝えられています。

この試験飛行は、製造する三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場に隣接する県営名古屋空港を拠点に、サブ拠点として北九州空港を活用します。また、2015年秋から、アメリカ・ワシントン州モーゼスレイク空港(グラントカウンティ国際空港)を拠点に、一部の試験飛行を実施する計画です。

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