UAE、C-17を2機発注 売れ残りはあと数機

UAE、C-17を2機発注 売れ残りはあと数機

ニュース画像 1枚目:生産終了目前のC-17AグローブマスターIII
© Shiro Senda / FlyTeam
生産終了目前のC-17AグローブマスターIII

2015年2月22日から25日までアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで、国際防衛展示会(IDEX)2015が開催され、UAEがC-17グローブマスターIII 2機の購入を決めた模様です。ロイターが2月26日付で伝えています。

IDEXは中東最大の武器見本市で、今回は1990年代からIDEXが始まって以来最大の183.3億ディルハム(約50億ドル)の商談がまとまりました。中東情勢が不安定化しているためと分析されています。

最後の大型商談はC-17 2機の契約で、22.7億ディルハム(約6.18億ドル)でサインされました。

一方、C-17のメーカーであるボーイングは、2月26日、TwitterでC-17最終号機の胴体と主翼の結合作業が始まったと伝えています。C-17の生産が終了に近づき、オーストラリア空軍やカナダ空軍が追加購入を決め、今回のUAEの2機で「売れ残り」は数機と見られます。

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