ボーイングは2015年3月5日、アメリカ連邦航空局(FAA)がサウスカロライナ州のノースチャールストン工場で製造する787-9について、ボーイングの生産認証に加えたと発表しました。これにより、ノースチャールストン工場で製造した787-9もこれまでの787-8と同様に航空会社へ引き渡すことが出来るようになります。ノースチャールストン工場で製造した787-8の認証は、2012年7月に追加されています。
この生産証明は製造する施設、品質管理システム、安全性や信頼性の要件を満たしていることをFAAに対して照会し、確認された後に発行されます。ボーイングでは、この認定により、787の生産システムが堅牢であり、安全性と品質を顧客の航空会社にコミットすることでもあるとコメントしています。
なお、ノースチャールストン工場で製造した1機目の787-9はユナイテッド航空に近くデリバリーされる機体記号「N35953」です。2機目もユナイテッド航空、3機目はスクート向けに製造されています。