ボーイングは2015年3月6日、カーゴルクスに747-8Fの機体記号(レジ)「LX-VCL」を納入し、これにより直接デリバリーした747貨物機の30機目を数えたと発表しました。これを記念し、この機体には「747ジャンボをつくった男(Father of the Boeing 747)」として知られ、ボーイングのエンジニアとして活躍したジョー・サッターさんを描いたデカールが施されています。
カーゴルクスはこの記念の機体の受領にあわせ、同社のビジネスは747を基礎に築かれており、この機体を担った方への尊敬の念を表したかったとコメントしています。
今回の747-8Fは、747-8で12機目となる機材です。同社は1979年に747-200Fを2機導入し、1993年には747-400Fを初めて運航した航空会社となり、合計16機導入しました。
なお、カーゴルクスの747-8Fは2015年1月に747-8で100空港目の就航地となるマナウスのエドワルド・ゴメス国際空港に乗り入れるといったマイルストーンがあります。