ホンダ・エアロ、HF120エンジンのバーリントン工場で製造証明を取得

ホンダ・エアロ、HF120エンジンのバーリントン工場で製造証明を取得

ニュース画像 1枚目:グレッグ・ベンソンFAAマネージャーがHAI泉征彦社長に認証を授与
© Honda
グレッグ・ベンソンFAAマネージャーがHAI泉征彦社長に認証を授与

ホンダの航空エンジン事業子会社、ホンダ・エアロ(HAI)は2015年3月17日、アメリカ連邦航空局(FAA)​​からHF120ターボファン・ジェットエンジンについて、PART21製造証明を取得したと発表しました。HAIは、開発中の小型ビジネスジェット機、HondaJetに搭載するHF120エンジンをノースカロライナ州バーリントンで製造しています。ホンダ・エアロは、FAAがジェットエンジン用の製造証明書を23年ぶりに授与した企業となりました。

ホンダ・エアロはHF120エンジンが顧客ニーズを満たすため、今回の認証は同社チームの大きな成果で、まずはこのエンジンを搭載するHondaJetの運航開始をめざし、サポート体制を万全にしていくとしています。

HF120エンジンの初期生産は、エンジン開発で合弁事業を手がけるゼネラル・エレクトリック(GE)のマサチューセッツ州リンのGE工場で行われました。合弁会社GEHondaエアロ・エンジンズの型式証明とFAAの監督下でHF120の組立を開始したものです。今回の証明を受け、ホンダ・エアロは自社の認証によりバーリントン工場でHF120エンジン製造が可能になります。

計画では、エンジン製造はHAIのバーリントン工場にすべて移管され、事業を展開します。

この記事に関連するニュース
メニューを開く