ボーイング、ノースチャールストン製初の787-9をユナイテッド航空に納入

ボーイング、ノースチャールストン製初の787-9をユナイテッド航空に納入

ニュース画像 1枚目:ユナイテッド航空に納入されたノースチャールストン工場製で初の787-9
© Boeing
ユナイテッド航空に納入されたノースチャールストン工場製で初の787-9

ボーイングは2015年3月17日、サウスカロライナ州のノースチャールストン工場で製造した初めての787-9を、ユナイテッド航空に引き渡したと発表しました。機体記号(レジ)「N35953」で、787プログラムで250機目となる区切りの1機となりました。この機体はすでにチャールストン国際空港からユナイテッド航空のハブ空港の1つ、デンバー国際空港にフェリーされています。

サウスカロライナで製造した787-8は2012年に初号機が引き渡しされており、その3年未満で787-9の引き渡しを達成したと、ノースチャールストン工場のボーイングは胸を張っています。

ノースチャールストン工場では2013年第1四半期、同工場で787-9の後部、中央胴体部の製造、組立、統合を開始し、シアトルのエバレット工場の最終組立ラインに引き渡していました。2014年11月、後部、中央胴体部がサウスカロライナの最終組立ラインに送り届けられ、最終組立がはじまりました。「N35953」は2015年1月にロールアウトし、2015年2月7日に初飛行しました。

ユナイテッド航空の787-9はこの機材で4機目となり、787-8の12機とあわせ、787は16機となります。ユナイテッド航空の787-9はビジネス48席、プレミアムエコノミーが88席、エコノミーが116席仕様となっています。

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