エアバスは2015年3月25日(水)、同社のドイツ・ハンブルク工場で製造した初めてのA320neoを初飛行させました。A320neoとしては、2014年9月25日に初飛行した初号機「F-WNEO」に続くもので、機体記号(レジ)は「D-AVVA」です。
「D-AVVA」は「F-WNEO」と同様に、プラット・アンド・ホイットニーのPW1127G-JMエンジンを搭載しています。初飛行はハンブルク・フィンケンヴェルダー空港を離陸し、トゥールーズ空港へ飛行しました。
エアバスはA320neoではプラット・アンド・ホイットニーのPW1100Gエンジン搭載機で2機、CFMインターナショナルのLEAP-1Aエンジン搭載でも2機をテスト飛行を行う計画です。なお、A320neoファミリーのテスト飛行は、PW1100G、LEAP-1Aのエンジン搭載で、A320neoは2機ずつ、A319neoとA321neoはそれぞれ1機ずつ、計8機体制で試験飛行を行います。