フィンエアー、ヘルシンキ空港に新貨物ターミナルを建設 2017年に竣工

フィンエアー、ヘルシンキ空港に新貨物ターミナルを建設 2017年に竣工

フィンエアーは2015年3月25日、ヘルシンキ空港に新しい貨物ターミナルを建設することを取締役会で決議しました。およそ8000万ユーロを投資します。

新しい貨物ターミナルは2015年3月に着工し、35,000平方メートルの建物となります。フィンエアーはA350XWBの導入を2015年秋に予定しており、これにより貨物容量が増加することに対応する設備投資です。同社は、製薬、化学製品、魚介類などの生鮮品など高品質の航空貨物を取扱いを伸ばし、ハンドリング・コストを抑え競争力を維持するため、倉庫には自動化設備を導入します。この施設は2017年春にも竣工する予定です。

新貨物ターミナルの建設は、フィンエアーではA350の購入に続く2番目に予算額が大きい投資となります。

フィンエアーは貨物収入は、同社の大陸横断路線の平均17%以上を占めており、不可欠な収入源としています。フィンエアーが取扱う航空貨物は、その80%以上がトランジットです。A350の導入で、同社が取り扱う貨物量は2020年までに現在の50%増加が見込まれています。

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