みずなぎによる西之島の観測、3月は前回から陸地面積にほぼ変化無く

みずなぎによる西之島の観測、3月は前回から陸地面積にほぼ変化無く

海上保安庁は西之島付近の火山活動について2015年3月26日、羽田航空基地所属MA722の「みずなぎ」で3月25日に実施した観測状況を発表しました。この観測で西之島の火山活動は引き続き活発でしたが、新たに形成された陸地の状況は2月23日の調査と比べると、ほとんど変化はありませんでした。

3月25日現在の面積は約2.45平方キロメートルで、東京ドームの約52倍と、2月23日時点の約2.45平方キロメートルと変わりませんでした。旧西之島を含む西之島全体の面積は約2.46平方キロメートルです。形状は、東西が約2,000メートルと2月23日時点から50メートル長く、南北が約1,800メートルと2月から変わりませんでした。

なお、観測当日は、東海岸への溶岩の流出はほぼ停止しえ、噴火に伴う火山灰の放出量が増加している様に見受けられ、これまでより若干爆発点が深くなっている可能性があるとしています。

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