およそ70年の歴史を持つアメリカ海軍・海兵隊のデモンストレーション飛行チーム「ブルーエンジェルズ」に、2015シーズンから初の女性飛行士が参加して話題になっています。
ブルーズ初の女性飛行士はケイト・ヘイガン海兵大尉で、F/A-18ホーネットではなくC-130「ファット・アルバート」の操縦士です。海軍兵学校を卒業し、2011年にウイングマークを取得しています。KC-130Jの飛行士を務めてアフガニスタンに従軍するなどしています。
テールフック事件や元ブルーズのリーダーがセクハラで告発されるなど男社会だったアメリカ海軍・海兵隊の飛行士社会にも、性差別解消の波が押し寄せているようです。ちなみにライバルのアメリカ空軍サンダーバーズでは、2012シーズンから女性パイロットが参加しています。