9月25日、美保基地でC-1、C-2揃って試験飛行を実施予定

9月25日、美保基地でC-1、C-2揃って試験飛行を実施予定

2011年9月25日(日)に、航空自衛隊美保基地(米子空港)で次期輸送機C-2の試験飛行が実施される。新型機配備にともない、基地周辺住民へ騒音などを体験してもらうための試験飛行で、現用のC-1とC-2の2機が米子市上空を飛行の後、着陸する。時間は午前10時半から11時半までの1時間が予定されている。

C-2はC-1に代わる次期輸送機で、2001年から川崎重工業で開発作業が進められてきた。現在、試作1号機と2号機の2機が航空自衛隊岐阜基地の飛行開発実験団で試験飛行を実施している。

当初は機体強度が足らず設計変更するなど開発期間が延びていたが、今年度予算で量産機2機の予算が計上され、2013年度以降から配備が始まる予定。C-1がペイロード8トンであるのに比べ、C-2は約30トンと大型化しており、エアライナー並みの高速巡航が可能なことも特徴だ。旅客機のB767-200型とほぼ同規模の機体サイズで、エンジンはGE社製のCF6-80を採用している。

なお、この試験飛行は空港送迎デッキや周辺で、通常のフライトと同様に見学ができる。詳しくは米子市のウェブサイトを参照ください。

期日: 2011/09/25
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