ルフトハンザ、フランクフルト空港の新貨物センターの投資計画は先送り

ルフトハンザ、フランクフルト空港の新貨物センターの投資計画は先送り

ニュース画像 1枚目:フランクフルトでのルフトハンザ・カーゴ 777F
© Lufthansa Cargo / Stefan Wildhirt
フランクフルトでのルフトハンザ・カーゴ 777F

ルフトハンザ・カーゴは2015年4月29日、フランクフルト空港の新しい貨物センター(LCCneo)の投資計画を少なくとも2年、後倒しにすると発表しました。ルフトハンザ・グループの取締役会で4月28日に決定したものです。

ルフトハンザ・グループは、航空貨物事業はコアビジネスであり、ルフトハンザ・カーゴは他社との差別化で重要な事業としながらも、投資時期の延期決定は現在の施設を強化した上で、判断するとしています。また、ルフトハンザ・カーゴは「LCCneo」の延期により、健全な財務体質の強化、維持ができる、としています。

ルフトハンザ・カーゴは「Lufthansa Cargo 2020」の中期計画を策定しており、この中で 「LCCneo」は重要な位置付けとなっています。同社は777貨物機の導入、全日空の貨物部門のANA Cargoと日欧路線での共同事業も展開しています。このため、引き続き、「LCCneo」の判断は2017年となるものの、引き続き貨物事業での堅実な運営を行うとしています。

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