エアバス、TAM航空向けA350 XWB初号機の組立状況を発表

エアバス、TAM航空向けA350 XWB初号機の組立状況を発表

ニュース画像 1枚目:TAM航空 初のA350 XWB 製造番号「024」
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TAM航空 初のA350 XWB 製造番号「024」

エアバスは2015年5月13日、同社トゥールーズ工場の最終組立ラインでTAM航空向けで初めてとなるA350-900の組立状況を発表しました。製造番号「024」で、すでに主翼、水平尾翼、垂直尾翼、着陸装置などが胴体と接合されています。

A350 XWBは、53%が複合素材で、その機材の70%が最先端の材料を使用し、最新の技術をふんだんに取り入れた航空機です。特に主翼は空力効率を高めるため、飛行中に適切な形状をとるように設計されており、一世代前の航空機と比べ25%の燃費向上を図ることができるとしています。

TAM航空は、南北アメリカ大陸で初めてA350 XWBを導入する航空会社で、世界ではカタール航空、ベトナム航空、フィンエアーに続く4番目の導入となります。この引き渡しは2015年末を予定しており、発注分の27機が順次、納入されます。

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