リトアニアのヴィリニュスを拠点にする、エア・リトアニカは2015年5月22日、運航を停止しました。同社は5月22日にアムステルダム、パリ、タリン線を運航し、ベルリン、プラハ、ブリュッセル、ストックホルム、ハンブルク線は運航を取りやめました。同社は2013年6月30日に運航を開始し、ヨーロッパの主要都市を結ぶ定期便を運航していました。
運航停止にあわせ、5月22日から5月29日までの予約分については、エア・バルティックが運航を代替します。すでに旅程の変更が予約者には送られていますが、その旅程が自身の都合に合わない場合には、返金を受けることができます。
エア・バルティックは、エア・リトアニカの運航停止を受け、9月以降のヴィリニュス発着便を全て代替し、定期便として運航することも決定しました。ヴィリニュス発着のアムステルダム、リガ線はすでに運航しており、その他のブリュッセル、ベルリン、パリ、ストックホルム、ワルシャワ、ヘルシンキ線ともいずれも9月3日の運航開始を予定しています。
さらにエストニアン・エアは、エア・リトアニカの運航停止を受け、ヴィリニュス/タリン線を現在の週6便から週11便に増便して運航すると発表しています。新たな曜日は、月、火、水、木、金の運航を加えます。なお、エストニアン・エアはERJ-170をエア・リトアニカにリースしていますが、これは返却されるため、同社は影響ないとしています。