四川航空、保有機100機に到達 ハンブルク工場でA321を受領

四川航空、保有機100機に到達 ハンブルク工場でA321を受領

ニュース画像 1枚目:四川航空のA321 写真は「B-6387」の引き渡し前「D-AVZE	」
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四川航空のA321 写真は「B-6387」の引き渡し前「D-AVZE 」

エアバスは2015年5月21日、四川航空にA321を引き渡し、同社の保有機数は100機の大台に達しました。機体記号(レジ)「B-1663」で、5月は「B-1662」のA320を天津工場から受領しており、これに続くものです。

「B-1663」はエアバスのハンブルク工場で引き渡しされたもので、エア・リース・コーポレーションからのリースによるものです。このA321はIAE製V2500エンジンを搭載、機内はビジネス8席、エコノミー186席、計194席仕様となっています。

四川航空の保有機数はA319が24機、A320が43機、A321が26機、A330が7機となっています。同社は全てエアバス機で運航しており、保有機数の増加で中国国内線に加え、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、北アメリカと路線を拡大しています。

四川航空は1995年にA320を導入し、フライ・バイ・ワイヤ機を中国本土で運航した初めての航空会社となりました。また、中国本土でA321を初めて運航した航空会社でもあります。同社は、2009年に天津工場で製造されたA320を初めて導入したほか、2010年にはA330初号機を導入し、エアバスとの関係を深めています。

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