IHIはエアバスA320neoに搭載する次世代エンジンPW1100G-JMの開発、生産に参画する。日本航空機エンジン協会(JAEC)、アメリカのプラット&ホイットニー(P&W)、ドイツMTUアエロエンジンズ(MTU)とPW1100G-JMの共同開発で合意したことを受けたもの。
IHIはJAECで受注する約60%のシェアで参画する予定だ。特にIHI独自の先進複合材技術を適用し、エンジンの軽量化をはかる。生産時にはPW1100G-JMの年間400台以上の出荷を見込んでいる。
A320neoは2011年6月に開催されたパリ・エアショーで667機の発注を獲得した単通路機で航空会社の注目を集める機体。エアバスの単通路機はこれまでの受注が8000機近くに上っている。