エアバス・ヘリコプターズ、H160のエンジン始動 フランス首相も視察

エアバス・ヘリコプターズ、H160のエンジン始動 フランス首相も視察

ニュース画像 1枚目:H160 エンジン始動
© Airbus Helicopters / Jerome Deulin
H160 エンジン始動

エアバス・ヘリコプターズは2015年5月29日、フランスのマニュエル・ヴァルス首相が同社工場を訪れ、開発中のH160を視察したと発表しました。これに先立ち、5月28日には地上で初めてのエンジン始動が行われました。

H160は2015年3月、ヘリ・エキスポで発表された新機種で、エアバス・ヘリコプターズに社名変更後、初の新型機です。H160のデザインは、12度の二重傾斜のシュラウド・テールローター、バイプレーン・スタビライザーを採用し、これらの機能で操縦をより簡単にし、低速飛行やホバリング中の空気力学による制限を減らします。エンジンはサフラン・グループのチュルボメカ(Turbomeca)のエンジンを採用し、ローターブレードは騒音低減が期待されています。

エアバス・ヘリコプターでは、石油・ガス事業、公共サービス、航空医療、沿岸警備、商業輸送からプライベートやビジネスなど、幅広い用途を見込んでいます。

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