KLMオランダ航空は2015年6月1日から6月15日まで、旧ワールド・ビジネスクラスのシートをリサイクルして作った旅行用品のプロトタイプを、アムステルダムの老舗デパート「バイエンコルフ(Bijenkorf)」で8作品を展示しています。
デザインアカデミー・アイント・ホーフェンの「マン・アンド・アイデンティティ」学部生14名がデザインし、作りあげた作品です。このプロトタイプの旅行用品はいずれも少なくとも70パーセントが旧ビジネスクラスのシートを材料に、斬新なリサイクル品に仕上げられています。
展示では、マルセル・ワンダースがデザインしたテービルウェア、ヘラ・ヨンゲリウスが手がけたクッションや毛布など、新しいビジネスクラスの内部も展示されています。特に、ヨンゲリウスは新しいKLMのビジネスクラスのデザインを手がけ、自身もデザインアカデミー・アイント・ホーフェンの卒業生です。
なお、KLMは現在、747-400の全機で新しいワールド・ビジネスクラス・キャビンを搭載しており、777-200、777-300は新シートの装備を進めています。詳しくは、KLMオランダ航空のウェブサイトを参照ください。