アトラス航空、747-8Fを11月に受領 保有・運航機材をアップデート

アトラス航空、747-8Fを11月に受領 保有・運航機材をアップデート

ニュース画像 1枚目:アトラス航空 747-400F
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アトラス航空 747-400F

アトラス航空の親会社アトラス・ワールドワイド・ホールディングスは2015年6月25日、同社保有機のアップデートを発表しました。747-8貨物機を2015年11月に導入するほか、運航から外し保管する747-400BCFでの運航を再開します。また、タイタン・エアウェイズの767を2機、ドライリースで加えたほか、757貨物機とあわせ、DHL向けにリースします。

アトラス航空は航空貨物の輸送需要が改善していることを受け、柔軟に需要に対応するため、運航する機材を増加させるとしています。このため、事業の成長性と利益確保の規律は守られているとしています。

11月に導入する747-8F新造機はボーイングとこのほど合意しました。燃費性能、後続距離、搭載容量などが優れていることから、収益性の高いチャーター便に投入し、その後に長期のACMI契約での運航を行う予定です。

747-400BCFは6月中にも運航を再開します。これとあわせ、別の747-400BCFで短期オペレーティング・リース契約を締結し、これにより機材の更新を行う予定です。

これにより、アトラス航空は2015年末までに、747-8Fが10機、747-400貨物機が23機となります。747-400の2機、767-300のの3機はアメリカ軍、他のチャーター便の旅客サービスを提供することが予定されています。

また、アトラス航空は、CMI契約で顧客が所有する航空機18機を運航します。ボーイングが保有する747-400LCFが4機、アンゴラのソンエアは2機の747-400旅客VIP機、DHLエクスプレスの767Fが11機、MLWエア向け767VIP機の「N767MW」が含まれています。

ドライリースは11機で、内訳は777貨物機が6機、767貨物機が2機、757貨物機が1機、737貨物機が1機、737旅客機が1機です。

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