日本航空(JAL)は2015年6月10日(水)、同社初となる787-9、機材番号(レジ)「JA861J」を受領しました。この機体は、ペインフィールドを6月10日(水)16時30分過ぎに出発し、成田空港へ6月11日(木)の17時50分過ぎに到着する予定です。
この機体はJALが2015年に受領する4機目の787で、787-9の受領は今回が初めてです。「JA861J」は「SS9」仕様となっており、「SKY SUITE 777」、「SKY SUITE 767」、787-8の「SKY SUITE 787」と展開している「SKY SUITE」シリーズで、ビジネスの「JAL SKY SUITE」が44席、プレミアムエコノミー「JAL SKY PREMIUM」が35席、エコノミー「JAL SKY WIDERⅡ」が116席、計195席の仕様です。7月から成田/ジャカルタ線に投入される予定です。
この受領により、JALの787は787-8を含め22機となりました。このうち787-8が21機、787-9が1機です。
なお、「JA861J」は787-9の開発にあたり、「N789ZB」として飛行試験を実施した機体です。787-9で初めてGEnxエンジンを搭載し、型式証明取得に向けた開発プログラムに参加しました。初飛行は2013年11月19日で、エンジンのパフォーマンスをはじめ各種、操作系統のテストを行いました。
※当初の配信で、「成田」と記述するところ、誤りがありました。該当部分の内容を修正しました。お読みいただいた読者の皆様にはご迷惑をおかけいたしました。