デルタ航空、ボーイングとERJ-190、737-900ERの購入で仮契約

デルタ航空、ボーイングとERJ-190、737-900ERの購入で仮契約

ニュース画像 1枚目:デルタ航空塗装 737-900ER
© Boeing
デルタ航空塗装 737-900ER

デルタ航空は2015年6月10日、エンブラエルのE-190を20機、737-900ERを40機、新たに発注する仮契約をボーイングと締結した発表しました。この仮契約はデルタ航空の12,000名以上が加盟するパイロット組合の批准を条件としています。また、デルタ航空はこの合意に向け、パイロット組合と基本給のベースアップについて合意したとも明らかにしています。

デルタ航空はこの協定により、同社パイロットのキャリアアップの機会を確保し、保有する機材の柔軟性を確保し、生産性の向上を同時に担保するとしています。パイロット組合は今後、正式合意に向けて投票を行う予定で、承認されると契約は2018年12月31日までとなります

購入する機材は、ボーイングが他の航空会社で使用されている中古機のE-190の20機分を2016年第4四半期から導入を進めます。この機材は98席仕様で、主要幹線に投入されます。これにより、50席仕様のリージョナルジェットの機材更新を進めます。

さらに737-900ER新造機を40機導入します。これにより、既存の発注分とあわせ140機の導入となります。これらの機材は2019年にかけて単通路機を順次、更新していきます。

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