エアバスは2015年6月16日、格安コスト航空会社(LCC)のピーチ(Peach)と、A320を3機発注する契約を締結ししました。契約締結の式典がパリ・エアショーのエアバス・グループのパビリオンで開催されました。式典には、ピーチの井上慎一代表取締役CEO、エアバスのファブリス・ブレジエCEO、ジョン・リーヒーCOOが出席しました。
ピーチがエアバス機を購入するのは今回が初めてで、ブレジエCEOは今回の購入について、「ピーチは日本市場で、わずか3年の間にLCCとして黒字を達成し、確固たる地位を築いています」と述べ、日本語で「イチバン」とピーチを持ち上げました。
ピーチは現在、リース契約で14機のA320を保有、運航しており、さらに3機のリース機の導入を予定しています。新たなA320の購入で全20機体制となります。これを受けて、井上CEOは今後、式典で「他のLCCが50機、100機の成功モデルがあり、黒字を維持し、お客さまへのサービスを大切にしながらビジネスを拡大していく」と語りました。
今回、購入した機材はこれまでと同様に全席エコノミーのみ180席、エンジンはCFMインターナショナルを搭載します。