大韓航空、エアバスA321neoを最大50機発注 パリ・エアショー

大韓航空、エアバスA321neoを最大50機発注 パリ・エアショー

ニュース画像 1枚目:大韓航空カラーのA321neo(想像図)。大韓航空としては初のエアバス製単通路機
© Airbus
大韓航空カラーのA321neo(想像図)。大韓航空としては初のエアバス製単通路機

エアバスは、2015年6月16日、開催中の「パリ・エアショー」会場で、大韓航空がA321neoを最大50機の購入する了解覚書(MOU : Memorandum of Understanding)にサインしたと発表しました。大韓航空がA320ファミリーを採用するのはこれが初めてです。

MOUでは30機プラス、オプション20機が合意されています。大韓航空ではA321neoを韓国国内線のほか東南アジアの路線で使用するため、2クラスのレイアウトを採用し、幅の広いシートや最新のエンターテインメント・システムなど高級な設備が装備されます。

大韓航空グループのチョ・ヤンホ会長は「広い範囲の技術的な評価を行い、初めてエアバスの単通路機の導入を発表できて満足している。新しいレベルの効率性と航続力、快適性をもたらし、環境負荷も少ない」と話しています。

大韓航空は、1974年にヨーロッパ以外で初めてエアバス機を採用した航空会社で、現在はA380とA330を使用しています。A320neoファミリーは2010年のローンチ以降、70社以上の航空会社から100席以上の単通路機の約60パーセントを受注しています。

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