ボーイングは2015年6月17日、ヴォルガ・ドニエプル・グループから747-8Fを20機、追加受注する意向書を締結したと発表しました。受注する20機の747-8Fは、カタログ価格で総額74億ドル相当となります。ボーイングはこの機材受注とあわせ、アントノフAn-124-100を使い、長期間のロジスティクスをボーイングとそのパートナーに提供することでも合意しました。
ボーイングはヴォルガ・ドニエプルとの長年の協力関係を気付いているとし、さらに同社が保有するAn-124-100による航空部品の輸送はボーイングを過去25年にわたり支えており、今後も同社の協力を得たいとしています。
ヴォルガ・ドニエプルは今後もAn-124-100と747を使い、大型機による貨物輸送で世界各地の需要に対応していくと述べています。なお、ヴォルガ・ドニエプル・グループではエアブリッジカーゴが747-8Fを使用して、貨物輸送を行っており、今回の発注分は直接購入、リースと合わせた発注で、今後7年間にわたり順次、引き渡しされます。