ボーイングは、2015年6月16日「パリ・エアショー」会場で、エチオピア航空から787-8ドリームライナー6機を受注したと発表しました。この受注は今まで発注社名未公表とされていたものです。いわゆる「魔のティーンズ(terrible teens)」の契約と見られます。
エチオピア航空は、現在13機の787を運用しており、今回の発注はアディスアベバをハブとする同航空の輸送力を増強し、運用の柔軟性を確保する長期的な戦略に基づくものです。
エチオピア航空のテウォルデ・ゲブレマリアム(Tewolde GebreMariam)CEOは「787は低い運用コストによりエチオピアにとって利益になるだけでなく、お客様の旅行経験を素晴らしいものにします。787はお客様に喜ばれる機材です」と話しています。
エチオピア航空はアフリカで最初の787運航会社であり、旅客輸送は737と757、767、777、787、貨物輸送は757とMD11、777、737-400Fを運航するオール・ボーイング・フリートの航空会社でもあります。