ボンバルディア、CS300をベルファーストの主翼工場で公開

ボンバルディア、CS300をベルファーストの主翼工場で公開

ニュース画像 1枚目:ベルファースト工場で公開されたCS300 FTV1
© Bombardier
ベルファースト工場で公開されたCS300 FTV1

ボンバルディアは2015年6月19日、パリ・エアショーに参加したCS300を北アイルランドのベルファーストで公開しました。この機体はFTV1の「C-FFDK」で、ベルファーストにはボンバルディアの主翼工場が設けられています。

ベルファースト工場に横付けされたCS300は、北アイルランドやイギリス政府関係者をはじめ、Cシリーズ・プログラムに参画するサプライヤー企業、スタッフ、航空会社関係者にお披露目されました。

ボンバルディアは北アイルランドに5.2億ポンドを投資し、60万平方フィートの同社専用施設でCシリーズの主翼の研究・開発、設計、製造、組み立てを行っています。主翼製造は、炭素繊維複合技術を使用し、重量削減につながり、環境にやさしい航空機の製造に取り組んでいます。

なお、Cシリーズの主翼の輸送は日本通運のイギリス、カナダ法人が担当しており、北アイルランドのベルファスト主翼製造工場からカナダ・ミラベルの最終組立工場へ輸送業務を担当しています。展示されたFTV1は、すでにカナダのミラベル工場に帰還しています。

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